こども制度 のってる?チェック

調べ方

見ているのは「その市区町村が良いか悪いか」ではなく、「保護者が公式サイトを見たときに、その情報が書かれているか」だけです。何を条件にして「載っている」と判定したか、どうやって集めたか、どこまでしか言えないかを、このページに全部書きます。

1. 何を調べたか

学童(放課後児童クラブ)・就学援助・学区・放課後等デイサービスの4つです。このうち学童・就学援助・学区は、134市区町村の公式サイトを調べました。放課後等デイサービスだけは調べ方が違うので、7に分けて書きます。

まとまり 選んだ数 調べられた数 選び方
岐阜県の市町村4242岐阜県の全市町村
政令指定都市と東京23区4343政令指定都市と特別区のすべて
全国から選んだ市区町村5049上の2つを除いた1,656市区町村を人口の大きさで5つに分け、それぞれの数に合わせて無作為に選びました

選んだうち1市区町村は、サイトに接続できず調べられていません。この1市区町村は割合の分母にも入れていません。

判定に使ったページを取得した日:2026年9月3日〜4日

2.「載っている」と数える条件

項目ごとに「何が書いてあれば載っているとみなすか」を先に決めて、途中で変えていません。★は全市区町村で調べた12項目で、割合の計算に使っています。☆の5項目は調べられた市区町村だけの参考で、割合には使っていません。

分野 項目 「載っている」と数える条件
学童学童の空き・待機クラブごとの空き、または待機の状況が、数値か○×で載っているか
学童学童の料金月額の具体的な金額(区分表でも可)が載っているか
学童学童の開所時間平日の終了時刻が書かれているか
学童学童の運営形態直営か委託かの別が分かるか
就学援助就学援助の所得目安世帯人数別の金額、または「生活保護基準×倍率」が明示されているか
就学援助就学援助の支給額学用品・給食・修学旅行など費目別の金額が載っているか
就学援助就学援助の入学前支給新入学用品費を入学前に受け取れるかどうかが明記されているか
就学援助就学援助の申請方法学校提出・郵送・オンラインのどれかが具体的に書かれているか
学区通学区域学校別の町名一覧か地図(PDFも可)があるか
学区学校選択制・特認校学校選択制・特認校・区域外就学のいずれかの条件が明記されているか
共通ページの更新日ページに更新日(和暦も可)が明記されているか
保育保育所の空き認可保育施設の空き状況が定期的に公開されているか
学童学童の長期休暇のみ利用夏休みなど長期休暇だけの利用ができるかが明記されているか
学童学童のオンライン申請電子申請の入口URLがあるか
学区統廃合の予定適正規模・適正配置計画などの掲載があるか
共通オンライン申請(ページ単位)ページ単位で電子申請の入口があるか
学区県境越えなどの例外区域外・県境越えの委託が明記されているか

この条件で迷いやすいところを4つ書きます。

どこに載っていたか

「載っている」と判定したとき、それがどこに書かれていたかも記録しています。左の列が、各ページに表示している言い方です。

どこに載っていたか 意味 件数
公式サイトのページ市区町村サイトのページ本文に書かれていた978
公式サイトのPDFページから開けるPDFの中に書かれていた197
運営している事業者のサイト委託先の事業者サイトまで1回たどれば書かれていた5
都道府県がまとめた一覧都道府県がまとめた一覧に書かれていた0
(見つからなかった)調べたページの範囲では見つからなかった650

3. どうやって集めたか

人が1ページずつ開いたのではなく、プログラムが市区町村のサイトを順に読みました。市区町村のサーバーに負担をかけないよう、次のとおりにしています。

  1. 起点は3つ。市区町村サイトのトップ、子育て・こどものハブページ、教育委員会のページから読み始めます。
  2. robots.txt に従う。取得を断っているページは取りません。その場合は「見つけられませんでした」として記録します。
  3. 同じサイトへは2秒に1回、同時接続は1本だけ。速く回すより、相手のサーバーを混ませないことを優先しています。
  4. 名乗って取得する。アクセスするプログラムの名前と連絡先を毎回のリクエストに書いています。市区町村の担当者がログを見れば、誰が来たか分かります。
  5. 起点から3クリックまで。その範囲で、「学童」「就学援助」「通学区域」などの言葉を含むリンクから先に開きます。関係のないページで枠を使い切らないためです。
  6. PDFも読む。ページに貼られたPDFは中の文字を取り出して判定に使います。
  7. 足りなければ2周目。1周目で見つからなかった項目については、その項目のページのURLを個別に探し、そこを起点にもう一度たどり直しました。

取得したページそのものは公開しません。判定の根拠として残すのは、出典のURLと30字以内の引用、取得日、確信度だけです。

4. どうやって判定したか

  1. AIが本文を読んで判定します。取得したページとPDFの文章を、2の条件に当てはめます。
  2. 取れたページに書いていないことは足しません。「ふつうはこうなっている」で補って「載っている」にすることはしていません。
  3. 上位モデルが裏取りします。見出しに使う数字の判定と、確信度の低い判定、数値表やPDFが根拠の判定を、保存したページで開き直して確認しました。ここで判定をひっくり返したものがあります。
  4. 人の目では、まだ全件を確かめていません。確信度が0.7未満の判定には要確認と表示しています。

確信度

判定1件ごとに0.0〜1.0の確信度をつけています。

確信度 状況
0.95本文に数値や表が明示されている
0.85明示されているが表現にゆれがある(和暦・区分表・PDF内の表)
0.7該当ページは取れたが、記述が例示や概説にとどまる
0.5PDFをテキスト化できず、ファイル名やリンク文言から推定した
0.3該当ページ自体に到達できず「無い」と推定した

5. 割合の分母について

割合の分母は「その項目を調べられた市区町村の数」です。調べ方が届かなかった市区町村(各ページの表示は「見つけられませんでした」)も、分母に入れたままにしています。分子には入れません。

見つけられなかった分を分母から外せば割合は上がりますが、「見つけられなかった」を「無かったこと」にすることになります。保護者が探して見つからなかった状態に近いのは分母に残す方なので、こちらを選びました。その分、ここに出る割合は低めに出ます。調べ方を良くすれば上がる方向です。

件数
調べた市区町村134
全市区町村で調べた項目(★)12
判定した件数(市区町村×項目)1830
要確認(確信度0.7未満)398
見つけられなかった件数247

6. この調べ方でわからないこと

7. 放課後等デイサービスの調べ方

放課後等デイサービスだけは、市区町村ではなく事業所を調べています。事業所は、支援の内容を自分で点検した「自己評価の結果」を公表することになっていて、その公表先に実際にたどりつけるかを見ました。

  1. 事業所の一覧は WAM NET のオープンデータから取ります。独立行政法人福祉医療機構が公開しているファイルです。
  2. 自己評価の公表の有無と公表先URLは、WAM NET の事業所ページから取ります。オープンデータのファイルにはこの2つの列が無いためです。
  3. 公表先URLを1回だけ開いて、下の5つに分けます。市区町村サイトのときと同じ決まり(robots.txt・2秒に1回・同時に1本だけ・連絡先の明記)で取得します。
表示 意味
たどりつけた公表先を開いたら、自己評価の結果そのもの(PDFや表)にたどりついた
トップページまでページは開けたが、自己評価の結果に届かなかった
ページが開けないページが開けなかった(404・接続失敗など)
URLの登録なし「公表あり」なのに公表先URLが登録されていない
公表なしそもそも「公表なし」とされている(分母に入れない)

全国の24,822事業所のうち、「公表あり」とされ調べられたのは19,370事業所です。そのうち自己評価の結果にたどりついたのは4,980事業所でした。

「トップページまで」のうち、ページに自己評価の結果らしいリンクがあったものは、そのリンクを1回だけ開いて確かめ直しました。そこまでで届かなかったものはそのままです。つまりこの割合は、実際より低く出ることはあっても、高く出ることはない数え方です。都道府県別の内訳は放課後等デイサービスのページにあります。

機械では見つけられない書き方(リンクの文言が「アンケート結果」だけ、など)を拾うため、「トップページまで」の5,486事業所から500事業所を選んで、保存したページをAIに読み直させました。AIが挙げたリンク先は機械でもう一度開いて確かめています。この方法で全国にあてはめた見込みは放課後等デイサービスのページに、推定値として分けて載せています。

8. これからの更新

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